この連載シリーズでは、京都東山バニラ・ボーテ1周年を勝手に記念し(笑)、私バニラが独立開業することに決めたところから、オープンするまでの、ワクワクドキドキもう死ぬ_:(´ཀ`」 ∠):、、、っていうリアル体験ストーリーを綴っています♪
本記事は、最初の第1話になります。
バニラさんってどんな人?
→まずはこちらのプロフィールをお読みください( ´ ▽ ` )
【目次】
1、サロンオープン1周年を目の前にして思うこと
2、勤務セラピストだった頃の話
3、現実は6、7年ほど前倒しでやってきた!
4、心変わりと決断と、その4つの理由
5、決めるときは、0.1秒
1、サロンオープン1周年を目の前にして思うこと
ふと気づけば、2021年2月、今日はバレンタインデー。
バレンタインデーと言えば、、、
前職で寝食を共にするくらいの勢いで一緒だった、元同僚で今では良き友人である、ぴおにさんの誕生日でして。
今日はそんな、ぴおにさんの誕生日を彼女のおうちで祝い、帰宅後この記事を書いているんです♡(彼女の自宅の陽だまり効果で、とーっても穏やかな気持ちです!)
そうそう〜♡あと1ヶ月半で当サロン京都東山バニラ・ボーテも、ついに記念すべき1歳の誕生日を迎えます( ´ ▽ ` )

サロン開業準備期間中、2019年11月には仮オープンをしていたので、運営は細々と少し前から行っていました。
(勤務中から、ほんのちょっとずつ動かしていました)
ですが!
2020年3月末に〈ジュピター〉(仮名)を退職し、
晴れて2020年4月1日、正式にオープンいたしました!
ほぼほぼ、新型コロナウイルスによる最初の緊急事態宣言の少し前と被りますので、とんでもない時と重なったものです( ̄∀ ̄)
約一年間、アロマエステサロンを個人で運営してきて、お客様や周囲の方からも、当サロンのことを興味を持っていただくことも増えてきたため、
こうして私バニラのサロン開業までのストーリーをウラ話として公開しよう!と思いついた訳です。
なぜ公開するのか?
巷にはアロマサロンやエステサロンの開業準備に関する情報は腐るほど存在しますし、私もまだまだ道の途中。
大そうなことは言えないかもしれないけれど、だとしても!
もしかしたら、この私のストーリーを公開することで、これからサロン開業を目指す方や、個人で生計を立てていこうとされている方にとって、なんらかの役立つことがあるかもしれないな、という気持ちがあったからです。
開業準備をする中でのよかったことや悪かったこと、そしてぶち当たった壁なども含めて、私バニラの独立開業リアル体験談として、受け取っていただけたらうれしいです(๑>◡<๑)
2、勤務セラピストだった頃の話
当サロンを開業する前、私が何をしていたかというと、京都の中でも「おもてなし接客5つ星」が自慢のアロマエステサロン、ジュピター(仮名)に勤務しておりました。
私のいた店舗というのは、京町家の風情漂う古風な感じと、アジアンリゾート風の雰囲気がミックスしていて、そんなスタイルもお客様の心を掴んでいました。
一見、こじんまりとした個人サロンの趣なのに、実際は姉妹店も含め京都と大阪に一番多い時で6店舗ほどお店があったという、絶妙な規模感のある会社でもありました。
アロマの香りと間接照明、大手サロンにはない手作り感と、マニュアルを感じさせないフレンドリーなスタッフ達が、温かくぬくもりのある雰囲気を作り出していました。
あれは・・・2015年の秋にまでさかのぼることになると思います。(回想)
私はこのアロマエステサロンに、一人の客として訪れました。
「なんなんだ、このサロンは??(´⊙ω⊙`)(驚)」
「こんなサロンがあるなんて!」(バニラ、びっくり仰天心の声)
私が施術者としてやってみたいと思っていた、アンナコトやコンナコト以上のものが、ギュギュっと全部詰まったお店でした。(女子ならきっとハマるはず★)
それを、オーナーセラピスト一人でやっているのではなく、ある程度の規模感で、どうやって回しているのだろう??
知りたいな〜♪( ´θ`)
当時、私は奈良に住んでおり、サロン勤めのセラピストの仕事をしていましたが、どのサロンを見ても、大きな違いを感じられるサロンを見つけることはできないでいました。
自分の納得するようなスタイルで、セラピストとしてやエステティシャンとしての経験を積めるようなお店がなかったのです。
「こういう感じ」
という私の中での目指すべきお手本を探すべく、関西圏内でいろいろなサロンを探していた時、見つけたのが京都にあったこのアロマエステサロン〈ジュピター(仮名)〉でした。
このサロンに初めて足を運び、顔も含めた頭の先からつま先まで、ぜーんぶを丁寧にケアされた後の、あの極上の気分!
「私、女だったんだぁ♡女に生まれてよかった〜♡」
ウットリとろ〜ん(*´-`)
あの時の気分を、今でも忘れられません。
あの時の・・・・あの感じ。
これが私が目指すスタイルの原点になりました。
お客として通ったことがきっかけとなって、その後にご縁があって、なんとこのサロンで社員として働くことになったのです!
一番下の子どもが小学生に上がるタイミングで奈良から京都にも住居を移し、働ける環境を整えました。
それからと言うもの、朝晩関係なく、憧れの京町家サロンで接客や施術、店舗運営に明け暮れる毎日となりました。
とにかく、ガムシャラな時期でしたね!
3、現実は6、7年ほど前倒しでやってきた!
前職のサロン〈ジュピター〉では、本当に様々な経験をさせてもらいました。
ありがたいことに、京町家の店舗にて店長という役割をいただけたこと、新人さん研修で教える講師としての経験や、スクールの生徒さんを教えるお仕事、フランチャイズ店立ち上げに関わるお仕事、小さい会社でしたので、たくさんの役割を兼任しながらも、短期間で本当に凝縮して学ぶことができたなぁ、と振り返って思います。
それまで、「仕事」というものに対して自信を持つことのできなかった私は、ここで力をつけたと言っても過言ではありません。
今まで様々な理由から、仕事に注ぎきれなかったエネルギーを、これでもかとぶつけていたのだと思います。
そういった意味では、今までにない環境の中で、やりたい仕事に打ち込めて、私はとても満足していました。
実際は、たくさんの課題が山積みだったにもかかわらず、私は満足していたのです。
なぜならば、、、
他の同業のサロンさんに行っても、今ほど満足できるサロンはそうそうないな、と感じていたからです。
なので、〈ジュピター〉に転職した後は、私を含め多くのセラピストたちが夢見るような、自分でサロンをオープンするイメージなぞ、古くなって変色したノートの紙とインクのように色あせたものになっていました。
それほど、十分満足していたからです。

京町家のサロンにて。
「勤務セラピストとして、ここでまだまだ力をつけよう。」
「シングルマザーで子どももまだこれからだしね。」
ただしずっとこのペースでは働けないことはわかっていました。
理想は他に収入の柱を2つ3つ持った上で、ゆったりした時間の中で誰にも束縛されずに、自分の喜びや生きがいとしてだけのために、一人でサロン運営をすること!
それまで、そのような理想のスタイルを実現できる環境を整えていこう。
そしてそれは7、8年先だろう。
前職のアロマエステサロン〈ジュピター〉勤務2年目になった時からは、このように思っておりました。
ところが
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一人でサロンオープンするという現実は、6、7年前倒しでやってきたようです。
決めた時の心境はというと、、、
「え??ちょっと待って!早いよっ!orzもう少し待って欲しかったんですけど〜( ;∀;)」(バニラ焦りの声)
4、心変わりと決断と、その4つの理由
私の体感としては、こんな感じでした。
「いずれは・・・と少し余裕を持って計画を立てていたところから、その希望プランとは別の形で、つまり自ら進んでではなく、現実の方が先に訪れちゃったから、どうにかそれに間に合わせるようにツジツマを合わせた」
こう言い表した方がしっくりくるように思います。
2019年6月、私は前職のサロン〈ジュピター〉を10ヶ月後の2020年3月末で退職することを決めたと同時に、自分でやっていくこと、つまり自分一人で運営する個人サロンをオープンすることを決めたのでした。
※退職するまでの期間が長いように思われるかと思いますが、その理由はまた後の回でお話しします(╹◡╹)♡
それが、当初思っていたよりも6、7年早まった、ということです。
自分で決めたものの、焦りもありました。
計画していたよりも、だいぶ早まっちゃったわけですから( ̄∀ ̄)
「神様って神様って・・・準備万端でGO!ってさせてくれないよね、、、トホホ」
一瞬私の中の神様に、ブツクサと愚痴を吐き出しましたよ ʅ(◞‿◟)ʃ
ではなぜ、私は心変わりしたのでしょうか?
そしてなぜ、当初のプランとは大幅にずれて、6、7、年前倒しで、サロンオープンに踏み切ったのでしょうか?
その理由をお話ししますね。。
心変わりしてサロンオープンに踏み切ろうと決めた4つの理由
理由その① セラピスト、エステティシャンとしてのあり方に限界を感じたから
セラピストやエステティシャンという仕事は、人に癒しや美を提供するお仕事です。
癒しや美を提供する側の姿勢としては、自分が「満たされている状態」「幸せ感のある状態」がベストだと思うのです。
その状態であるには、まず自分の体や心がゆとりのあることがベースであると、バニラは思っています。
自分自身が心と体が疲労感でいっぱいで、疲れた顔をして、人の心と体を十分に癒せるでしょうか?
自分自身が水に飢えていて、カラカラで、目の前の人を潤すことができるでしょうか?
私はもちろんですが、大抵の方は、聖人ではありませんよね(笑)
無論、聖人といわれる人はそもそも、精神的に満たされているから、他人に施せるんですもの。
私は聖人にはなれませんが、自分自身が満たされてゆとりのある時って、無理なく自然と人に何かやってあげたくなったり、自然と笑顔でいることができたりするものです。
ところが現実は、、、、
勤務セラピストという立場では、なかなかそういうベストなコンディションをキープするということが難しかったのです。
もちろん、キープするよう心がけていましたし、職場環境をより良くしようという努力もしようとしていました。
ところが、目の前のお客様の前でベストパフォーマンスを発揮するには、なかなかにジレンマとなる状況が、常につきまとうなぁ、と感じるようになりました。
というより、これ以上は、自分のコンディションを整えるっていうことをこの環境でやることは限界があるな、と感じるようになったということです。
セラピスト、エステティシャンとして、できる限りコンディションを整えようとしていたが、これ以上は無理だな、と限界を感じたことが理由の一つです。
理由その② 新たなキャリアの積み上げは、先延ばしにせずに1日でも早い方がいいと思ったから。
セラピストとして、エステティシャンとして身を置く環境に、限界を感じたと同時に、では次のステージはというと、私の中では「自分でやる」という答えははっきりしていました。
なぜならば
〈ジュピター〉で学べることは全て学び終えたぞ!という実感を得たからです。
店舗運営や新人スタッフさんや生徒さんに教えるという仕事もできた、新店舗立ち上げのお仕事にも携わることができた、良いお客様にも恵まれた、、、
〈ジュピター〉に入社する以前から、お客さんとして通っていた頃から「このサロンはどんな風に運営しているんだろう?」という視点で見ており、すごく興味津々でした。
入社する時も、「ここで学べることは全部学び切って、自分のものにするんだ!」
こんな気持ちでいたのを思い出します。
それが現実のものとなり、言葉の通り、学べることは全部学び切って、自分のものとなった実感を得たのです。
そうなると今度は、私の中にこんな考えが浮かびました。
「どうせやるなら、1日でも早い方がいいよね」
どういうことかというと、勤務セラピストと、オーナーセラピストのキャリアはまた違います。
考え方も、経験も、スタンスも、、、全て。
ということは、今までと違ったオーナーセラピストとしての経験値を1日でも早く積み始めた方が、10年後の経験値は全く違ったものとなっているよな、と考えたのです。
私は、勤務セラピストを卒業して、オーナーセラピストとしての経験値を積む方向に1日でも早く進みたい、と思いました。
これは、どっちが良いとか悪いとかではなく、私がどっちの経験をしたいかってところが大事でした。
理由その③ サロン開業できる物件(お部屋)がすでにあったから!
サロン開業するとなった時に大きなハードルとなってくるのが「場所」の問題だと思います。
場所がなくて一歩踏み出せないという方は多いのではないでしょうか?
出張施術や、レンタルサロンなどの選択もありますが、できたらやっぱり固定の場所があるのがベストなのは言うまでもありません。
また、物件を借りるとなると、初期費用と定期的な固定費がかなり大きくかかってくるため、リスクも伴います。
リスクを避けていては商売はできません。
しかし、私の場合は「小さく始めるのがいいよ」という、ビジネス書やうまくいっている方のアドバイスを聞いていたので、まずは「小さく始める」ところを肝に銘じておりました。
そうすることで初期投資も小さくて済みます。
もっとかけたいところにお金を使うことができます。
ラッキーなことに、サロンを開業できるお部屋を見つけたのです。
それが今のサロンのお部屋なのですが、私の実の妹の家の一部屋です(笑)
実の妹が一人暮らしで一軒家に住んでいるのですが、二階に一部屋空きがあるではありませんか。
バニラ「ここで・・・サロン、させてくれない?」
バニラ妹「いいよ、やりなよ」
こ〜んな感じで、妹の自宅の一部屋を借りて、エステサロンをすることにしたのでした。(経費はお支払いしていますよ笑)
それまでも、これからも、妹は私の一番近い存在であり、かつ一番の応援者であり、協力者です。
ただし、当時勤めていた〈ジュピター〉はとても便利なところにあり、その交通アクセス条件と比較すると、とても「良い」とは言えない場所です。
また、今までの建物と違うのは、店舗専用に使っている物件ではなく、妹が生活の場所としてすでに使っている、いわゆる「自宅サロン」スタイル。
不安は、もちろんありました。
「このような場所に、お客さんは本当に来てくれるのだろうか囧rz」
正直、不安はめちゃめちゃありました。
ですがそこは、ポジティブに切り替えて
現時点で自分の手にある持ち駒を最大限に使おうではないか。
今ある条件をどう使うかに重きを置くことにしたのでした。
理由その④ 信頼できるお化粧品に出会っていたから
サロン開業する際に、特にエステサロンなら、施術に使用したり、取り扱うお化粧品選定にも悩むことでしょう。
私の場合は、「自分のサロンを持つならこのお化粧品を取り扱おう!」と言うイメージは実はすでに頭の中にあったんです!
それが当サロンで取り扱っている基礎化粧品となるのですが、こちらのお化粧品に目をつけた理由は色々あって、いろんな角度から見た結果、合格点だったんです。
この化粧品で体感を得てからは、「私がサロン展開する際はこれを使う」と言うことに確信を持っていました。
以上の4つの理由が後押しになって、もっともっと先のことだと思っていたサロン開業を、思ったよりもずっと早く決めることにつながるのでした。
5、決めるときは、0.1秒
当時を振り返ると、これらの理由って、じわじわと、少しずつ揃ってきていたことに気づきます。
そして、忘れもしない2019年6月✖️日の午後のこと。
もうここまでだ。
〈ジュピター〉を退職して自分でやって行こう。
こう決めたのは一瞬でした。
その日にあった一つの出来ごとがきっかけで、ものの0.1秒で決めました。
実際0.1秒だったかどうかは置いていて(笑)
もうそっちが次の私の道だろうって、気付かぬうちに、答えが明確になっていたんですね。
あと6、7年、何かの理由をつけて今の環境にい続ける理由は、私の中にはもうなくなっていました。
なので、秒で決めたのを覚えています。
決めた後の心境としては、冒頭でお話ししたみたいに、
「決めちゃったけど、どうしようどうしよう!思ってたよりこんなに早く来てしまったよ〜準備万端整ってないのに!(焦)」
と思いつつも、すでに心の中は次の未来の準備に向けてエンジンを切り替えていました。
一方。
今の今までのことについては、心の整理はすでにできていました。
荷物は断捨離して段ボールに綺麗に箱詰めして隅に並べておき、あとは引っ越し屋さんに預けるだけの状態で部屋を後にするような心境になっていました。
私は実は、自分でも気づかないところで、あの時すでにちゃんと心の準備はできていたんだな、と今振り返るとわかります。
さてさて、一度決めたら速いバニラさん。( ✌︎’ω’)✌︎
決めた直後から、その日のうちに、次の行動に出ていきましたよ。( ✌︎’ω’)✌︎
第二話では、独立開業を心の中で決断してから、具体的に何をしていったのか、順を追ってお話ししたいと思います!
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